パンクでクソッタレなゲーム「キラ☆キラ」をプレイした②

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「今回は石動千絵ルート、樫原紗理奈ルートについての感想です。ネタバレ全開ですので心配な方はスルー推奨です」



「大まかに説明すると、千絵姉ルートでは千絵姉の両親の離婚について、紗理奈ルートでは紗理奈の祖父と亡くなった両親の確執について、それぞれ語られていく」

「キャラクターとして一番好きなのは千絵姉なんだが、一番泣いたのはカッシールートなんだ、それほど人気ないみたいだけど。壮絶だった椎野きらりルートより泣いたと思う。俺、ああいう家族愛的な話に弱いんだよ・・・」

「そして、このルートが一番鹿之助(主人公)の過去について触れられているよな。自分は連れ子だということに関して幼い頃どう思っていたかという趣旨の独白のシーンが特徴的だ」

「カッシーの親父さんの部屋での独白シーン好きだなぁ。特に、小さい頃に猫を死なせてしまってどうたらこうたらってところが凄く印象に残っている」

「それではさっぱり意味不明ですので本文より引用しますね。以下鹿之助がカッシーに話した、小さい頃に拾った子猫のことから始まる話です」

僕は外に出たら動物でも光るものでも珍しいものはなんでも拾ってしまう子供で、あるときはぐれた子猫を拾ったことがある。拾ったときにはもう死にかけで、手当ての甲斐なく死んでしまった。
この死体が見つかったら怒られると思った僕は、庭の端っこに穴を掘り、土をかけた。掘り返したその部分は盛り上がり、一目で何かしたとわかる。
ばれるのが怖かった僕は、誰にもわからないように、上からよく踏んづけた。踏んづけてから、土の下で猫がつぶれるところを想像して、気分が悪くなった。
絶望的な気分になった僕は、泣きながらその猫のことばかりを母さんに訴えたのだ。
あの子猫にもっと優しくしてあげればよかった。死んだとき、たくさん悲しんであげればよかった。どうして僕はあんなことをしたんだろう。たくさん言ったと思う。
僕は、あんなひどいことをしたから、こんなつらい目にあってるんだと思ったのだ。やったときから、いつか猫に仕返しをされるんじゃないかと、心の奥でびくびくしていた。
母さんは僕を抱きしめていた。普段ならそうされたら落ち着いたものだが、僕はそのとき、母さんのやわらかい感触が、怖くて怖くて仕方なくて、体が凍りついたみたいになった。
今思っても不思議な感じ方だが、あれが生まれて初めて感じた孤独っていう感情だったのかもしれない。


「・・・この部分、なんだか知らないけど泣いたなぁ・・・。このゲームって、泣かせます!って感じの文章は無く、割と淡々としてるんだけど、なんか泣けるんだよ・・・。あと、この後に出てきた『自分はここからいなくなりたい。でも死にたくはない。自殺せずにどうにか死んだように生活することはできないかとよく考えていた』みたいなところ。もうこのあたり全部メモりたいんだけど、猫のとこメモって力尽きたぜ・・・」

「これを書いたライターは、心理描写に定評があるらしい。残念ながら既に引退してしまったようだが」

「千絵ルートでもなかなか興味深いことが書かれていますよね。メンヘラリスカ少女・翠ちゃんのメーターの話とか」

「もし、身体のどこかにメーターがあって、その人の気持ちの苦しさとか楽しさを正確に表示出来てたら、きっと、私はこういうことしなかったろうなぁって思います。メーターを見せれば済むことですからぁ」

「・・・そういうメーターがあれば、恵まれた境遇のように見えても、本当は辛い、孤独な人に、優しくすることも出来るし。ちょっと恵まれない要素があるからって、本当は辛くもないのに辛そうにして威張る人を、無視することが出来るし」

「つまりあれです。心の辛さなんて、他人にはどうせわからないんです」


「そう、実際はそんなメーターなど存在しないのだから、他人(この場合千絵姉)の辛さは分からなくて当然。しかし、だからこそ、本人が言わなくても、もっと辛い、複雑な思いを抱えているかもしれないからいい加減に考えてはいけない、・・・という話だったな」

「実はブログ管理人も、こういうふうに、自分や他人の感情の数値を正確に知ることができたら・・・みたいなことは子供の頃からずっと考えていたんだ。とは言っても、今こうしてそれを文章にできたのはこの翠ちゃんのセリフを読んだからであって、それまでは言葉としては成立しないようなもっと漠然とした考えだった。それが、ゲーム進めててメーターの話が出てきたとき、『あーこれこれ!自分の言いたかったことは』って、それまで漠然としていたものがやっと明瞭になった感じ・・・って言ってること分かる?」

「・・・日本語でおk」

「えーとつまり短く言うと、『今まで上手く説明できなかった自分の考えが分かりやすい文章になって書かれている!これで考えがまとまった!人に伝える際にも楽だぜ!ラッキー!』ってことだ。・・・あーほんとキラ☆キラは本にしてほしい。紙で読みたい。同じく千絵ルートでの、きらりによるカレーパーティの話も興味深かったんでメモったら、ノート2ページ分になっちまった・・・。もうこれメモってレベルじゃねぇよ・・・」

「きらりが力説していたカレーパーティの話については次回で触れたいと思います。・・・さてそろそろ心理描写云々だけでなく、千絵姉とカッシールートそれぞれについての感想を述べていきたいのですが・・・」

「よし、ではまず千絵姉ルートから。一応、キャラクターの簡単な説明もしておく(Wikipediaより引用)」


石動 千絵(いするぎ ちえ)
鹿之助の幼馴染。同級生であるが家庭の事情により留年しているため1歳年上。彼らが所属する「第二文芸部」の部長でもありバンドのまとめ役。その反面自分を抑えている部分もあり、本当はのんびり屋で臆病な性格。泣きぼくろがある。獣肉が食べられない(魚や鳥は大丈夫)。
パート:ドラム

「千絵姉ルートは名言が多かったように思う。まぁこのゲームは名言だらけなんだが、このルートは特に。先ほども触れた、カレーパーティの話やメーターの話、白神翠については『パンクロックはいつだって間違いだらけだけど、それが優しいんです』のあたりのセリフも良かった。『ロックンローーーーーーーール!!』で終わるラストも良い」

「さわやかな終わり方だったよな。考えてみると卒業式でライブやって、『O.H.B.I』が聴けるのはこのルートだけだという。欧美学園の校歌をロックアレンジした曲。妙に中毒性が高くて好きだ」

「最後の方で、千絵姉が父親の浮気相手からの慰謝料代わりのお金を頑として受け取らなかったシーンも印象深いです。『(浮気相手の)お腹の赤ちゃんは私の弟でもあるんですよね?じゃあこれは弟が産まれたときの出産祝いの前払いってことで』・・・なんて言える千絵姉は実に男前です」

「一番最初にも書いた通り、最も好きなヒロインは千絵姉。こういう、いざという時の潔さも好きだけど、声や喋り方も自然で凄く好み。もしかしたら2次元で一番喋り方が好きなキャラかもしれないってくらいだ。千絵姉のボイスはほとんど飛ばさなかったもんなぁ」

「さて、続いては紗理奈ルートについてだ」


樫原 紗理奈(かしわら さりな)
資産家のお嬢様であるが病弱。性格はおしとやかだが芯の強い一面も持ち合わせている。欧美学園内での交友関係は少ないがきらりとは親友である。
パート:ギター

「紗理奈ルートはおそらく全エンディングで一番泣いた、なぜか。さっき引用した鹿之助の独白、ああいうところでなんだか理由も分からず泣けてくるんだ・・・」

「カッシーのおじいちゃんも可哀想でしたしね・・・。結婚を反対していた息子夫婦とは最後まで和解できないままに、息子嫁は病死、息子は後追い自殺、残ったのは孫の紗理奈だけ・・・。そりゃあ過保護にもなりますよねぇ・・・」

「このじーさんにカッシーとの交際を認めてもらうのが、このルートでの目的なわけだが、じーさんの説得にカッシー父の隠されていた遺書を使わなかったってとこ、良かったと思わないか?普通、あれだけ反対されてたら、どや顔で突きつけたくなるだろうに・・・」

「親父さんの遺書には金持ちの家に産まれたことへの息苦しさ、つらさ、そして勘当された時は逆に解放されたようで嬉しかった・・・ということなどが綴られていた。じーさんに、あんたは息子と完全にすれ違っていたんだ、なのに今また同じ事をしているんだぞとこの遺書を突きつけたくなるところだが、『これは今はまだ見せない方がいいと思う』って言えるのが鹿之助の優しいところというか、周りをよく見ているところだよな」

「だな。真実を知ることが必ずしも良いことだとは限らない。特にあのじーさんは意外と繊細そうだから、あんな遺書見せたら立ち直れないだろうからな・・・」

「遺書をおじいちゃんに見せる、見せない、で分岐があっても面白かったかもしれませんね。見せなかったら通常のグッドエンド、見せたらそのあとおじいちゃんがショックで寝込んじゃってそのまま死んでしまうけれども二人はなんの障害もなく結ばれるというグッドかバッドかよく分からないエンディング、とか」

「じーさん殺すな。つーかそれ普通にバッドエンドだろ・・・。・・・・・・いや待てよしかしそう考えるときらりエンド2も・・・(略)

「じーさんには生きていてもらわなくては困る。鹿之助と渓流釣りに行くくだりは実に良いシーンだったから。・・・ここできらりのセリフを拝借させてもらうと、『とにかく大事なのは、一緒に楽しいことをやることなんだよ』」

「・・・というわけで次回は件のきらりについてです。展開が大きく異なるきらりルート1、2、それぞれについて触れていきますよ」

「きらりエンド1は凄かったな・・・色々な意味で。書きたいことがたくさんあるんだが、なんとか今月中に記事をアップできたらいいなぁと思っているよ」


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