シェルブールの雨傘(ミュージカルはお好き?)

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20071104_1.jpgずっと見たかった「シェルブールの雨傘」を見ました。
え?今さら?と言わないで・・・。
「シェルブールの雨傘」は1964年のフランス映画です。主演は、カトリーヌ・ドヌーブ。彼女が見たくてレンタルしてきたんです。

この作品はミュージカルです。
タモリがよく「ミュージカルは嫌い」って言ってますけど、私は嫌いじゃないです。
映画だとか舞台は基本的に娯楽、って考えですので、セリフを音楽に乗せるというのは単純に面白いと思ってます。

多分、ミュージカルが嫌いって人の言い分は「リアリティが無い」の一言に尽きるんじゃないかと思いますけど・・・。
でも、私は娯楽である映画にまでリアルは求めたくないんですよ。
娯「楽」のはずなのに、「現実(リアル)」っていう楽しくないものを突き付けられるのはちょっと・・・。
映画とか舞台を見ている時はせめて浮世を忘れたい。
どうせお金を払うんだったら、楽しい時間を買いたいでしょ?

「嘘は人間が持っている素晴らしいやすらぎ」って、姫野カオルコが言ってましたけど、ホントにその通りだと思います。
・・・私みたいなタイプを現実逃避型って言うんでしょうね・・・。
(でもこんな私でも自虐的ナルシシズムに陥りたい時は、ある。筋肉少女帯の曲が好きなのもそのためだと思う。
・・・あぁ今思ったけれども、現実逃避と自虐的ナルシシズムとは、見えない部分で密接な繋がりがあるような気がしてきた・・・)

20071104_2.jpgまたムダなこと書いちゃいましたが、この作品の主演女優、カトリーヌ・ドヌーブは本当にお綺麗です。
そういえば彼女も、この前書いたブリジット・バルドーの最初のダンナ、ロジェ・バディム監督との間に一子を儲けています。彼とは結婚はしなかったみたいですけど・・・。
手持ちの本によると、BBと同じくカトリーヌも元々ブルネットだったのを、バディムがブロンドに染めさせたようです。
それから・・・、へぇ、この「シェルブールの雨傘」に出演した時点で、すでに彼女は子持ちだったんですって。
・・・でも可愛いなぁ。とても子持ちとは思えない・・・。
しかし、バディムはモテモテですねぇ・・・。まぁ若い女にとってバディムみたいな男は毒でしかないと思いますけど。悪毒、口に甘しって感じです(なんだそれ。聞き流してください・・・)。

美しい女性は、愛されます。この作品でもそう。カトリーヌ演じるジュヌヴィエーヴは二人の男に愛されます。

さっきも書きましたが、この作品はミュージカルです。でもちょっと特殊で、「全てのセリフが歌」になってるんです。
最初は、え?って思いましたけど、見ていくうちに不自然さは感じなくなりました。

動画は、この作品のテーマソング(多分そのはず)に乗せて、ジュヌヴィエーヴと彼女の最初の男のギイが歌うシーン。
ギイが戦争に行くことになり、別れを惜しむ場面。
欧米の方は愛情表現がストレートですね。私もジュテームモナムールと愛を囁かれたい・・・。

個人的に「2年・・・。私たちの人生の2年も(離れていなくてはならないの)・・・」って部分が印象的です。
2年って、短いようでとても長いと思います。
ホラ、長渕剛も「順子」で ♪あと2年待つことがそんなに嫌だったとはね~♪ って歌ってるし・・・。
楽しい時間はあっという間に過ぎますが、待ってる時間って、凄く長いんです。

しかも、ただの遠距離恋愛ならまだしも、この作品の場合は戦争とジュヌヴィエーヴの妊娠という「生と死」が二人の間に重くのし掛かっているわけですから・・・。

男が戦争に行ってる間に他の男とくっついちゃうって設定は、「哀愁」を思い出しますけど、こっちは相手が生きてるのにジュヌヴィエーヴは別の男と結婚してしまいます。
あんなに愛し合っていたのに・・・。若い時のあの一瞬の恋の情熱って、一体何なんでしょうね。

最後はギイも家庭を持って幸せに暮らすんですけど・・・。
ラストで偶然二人が再会し、大した話もせずまた別れゆく・・・。
そして入れ違いに帰ってきた我が子をギイが抱き上げる。
幸せな親子のシーンのはずなのに、バックで流れているテーマソングの切ないメロディと相まって、胸が締め付けられるような気分になります。

ちなみに・・・、このテーマソングに乗せて、岩崎宏美さんがその名も「シェルブールの雨傘」という曲を歌っていたみたいです。
この方はホントに歌がお上手。個人的に良美さんより宏美さんが好きです。今度これ借りてこよう。

しかし、この映画を見た方の感想としては「愛し合う二人が、なぜ戦争などによって引き裂かれ、結ばれないのか!」というのが多いみたいなんですけど・・・。
あくまで私個人の考えですが(ホントに個人的意見なので、この映画に深く思い入れがある方は聞き流してください)、会わない間に、二人の愛はある程度冷めていたと思うんです。(特に先に結婚したジュヌヴィエーヴが)
だからまぁこれでも良かったんじゃないかと・・・。
冷めた、というか大人になって冷静になったというか・・・(それを冷めた、というのか)。

戦争に行った相手の子供を身篭っているってのは、女性にとってこの上なく不安だと思います。
でも、そんな時、別の男との子供がいても、それでもいいって言ってくれる男性がいたら?しかもお金持ちで生活の保障もしてくれる。
完全に、「大人の理屈」で、ジュヌヴィエーヴは別の男を選んだわけです。
大人になると、色んなことに理屈っぽくなります。それは例えば恋をすることに関しても。
もう、ただ自分の思うがままに相手を求めていた子供だった彼女ではなくなった。

この作品は、大人になりどこか冷めた恋しかできぬ人々に、若かりし日の、理屈に惑わされないただ甘やかな恋愛を思い出させ切なくさせる・・・、そんな作品に思えてならないのでした。

・・・あれ・・・?それって、例えミュージカルという形を取っていても、完全に私の苦手とする「リアル」じゃん・・・。
やっぱり私って本当は根っからの自虐的ナルシストなのかしら・・・。
(ホントにごめんなさい長々と書いときながらこんな終わり方で)



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